I
走り出そうと思った はじめの一歩はラジオで聴いたっけ jazzy mellow hiphop
fascinate me=まじで虜 囓った果実で ジャッジメント&インフル
立ち位置ファンだろうと アンチでも一緒 歌詞に狂わされ同じ眼のpeople
斬新なフレーバー はじけるlollipop 発信源をピンポイント察知で飛び込む
断ち切れ鉄格子 テイクオフするプレーンズはexclusive
Linkin ParkとかLimp Bizkit 真実味の在り処はインディーズシーン
不安になる一方の現実世界 それいったんsliceしちゃってブレイクビーツデザイン
痺れるほどクラシックス 高電圧秘めた鞄の内部からgolden words
everything's gonna be alright 引き摺るな前回の得失点
一リスナーからの独立記念日 一本のマイクでwalk this way
胸に静かな火を抱いて 冷え込む時代に送り付ける
一切守ってくれぬpoliceman 一本のマイクで孤立無援
II
アンプラグド・アコースティック hihat closeし 開くダムのように出るアイデアの洪水
自らリリックを書いた後 こっちから見た世界は深いブラウンのスコッチ
波形の上じゃ皆 ハダカのanimal 目と目がスキンシップ 化学反応を編み出す
汗飛び散ったタペストリー 大切に編んでいく短編物語
胸に大砲ズドンと来てどうしようもなくなる 食らった実弾 そいつは44のマグナム
個性のみ握って片道切符 恐怖感と朦朧の中 位置に付く
疲れと疲労の数 突破口つくり 悔しさヒントにunstoppable
ずっと背後を見ずやってきた粘り腰 こうと決め込んだ流儀がfavorite thing
III
十代二十代 アクシデントいくつも増えるけど単身で先へと急ぐ
疑いなんて無くハッピーエンドを希望し 踏んでいくそのライムはナイチンゲールもウグイスも
合唱する賛美歌 ナフリスペクトを言い通す 身を縛る氷に刺してよピックを
ただしへぼい嘘で紛れ込む偽造品 吐き気もしそうで換気扇のスイッチオン
かぶりつくまでは泣きベソにNO まったく満足が足りないノンフィクション
今までのルーツを軸にマニフェストを実行だ 切り取った場面がチャチでも貧相でも
格別の歌詞×メロディ×フロウで良い音源持ち寄って掻き消すノイズ音
輪廻転生しようが同じ音色を聴くのは無理だ 理屈じゃない はじめの一歩
text / SIX
beat / DEMIGRASS "Raw"
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