コンプレックス
track:H.i.D
lyric:ayge
10.03.13
[verse1]
今日も大好きな君を汚す 夜 劣等感 俺の背に這い寄る
音楽 と 詩が 限界を知らせる それでもまだ 走らせる
素晴しい曲は山ほどある中 こんな曲を聴くなんて事は
何度煎じたか解らない茶葉をぬるま湯に浸すのと同じことだ
程好く気の抜けたラップが聴きたい どうしようもなく格好つけたラップが聴きたい
シリアスが好きだ リリカルもいいなあ どれも俺が持ってないものでさ
笑うだろ? なあ 笑ってくれないか それが救いだ
憧れ 焦がれ 欲しがりなボーダーレス 昇華できずにさ 胃がもたれる
[hook]
自分の好きな音楽を聴き 好きな本を読み 好きな奴と過ごす
生活は自由 束縛も無い 有る物は憧れとコンプレックス
自分の好きな音楽を聴き 好きな本を読み 好きな奴と過ごす
いつだって追う者が勝るらしい だが無人のコースを目指す足
[verse2]
無人のコースを目指す足 裏腹に安易な目標があるんだ
俺の言葉なんてそんなものさ いや 俺の言葉なんて吐いちゃいないな
素直になれるなら認めてるさ 不器用に飾らず 照れ笑いさ
出来ないからまた虚勢を張り かなり不細工に まだ含み笑いだろ?
なあ 俺の全てが 誰かの劣化版だとしてもさ
ナードな感情 押し込んだ曲を 誰か 少しでも笑ってくれたら……
なあ Music お前は 俺のことなんて知らないんだろうなあ
俺はお前に首っ丈 だよ 愛しさ余って憎さ100倍でさ……
[hook]
自分の好きな音楽を聴き 好きな本を読み 好きな奴と過ごす
生活は自由 束縛も無い 有る物は憧れとコンプレックス
自分の好きな音楽を聴き 好きな本を読み 好きな奴と過ごす
いつだって追う者が勝るらしい だが無人のコースを目指す足
自分の好きな音楽を聴き 好きな本を読み 好きな奴と過ごす
大好きな君がくれる劣等感 飲み込み吐き出すため 歌うんだ
自分の好きな音楽を聴き 好きな本を読み 好きな奴と過ごす
踏み荒らされたコースからゴール目指す暮らしだって悪くは無いさ
[outro]
生粋の偏屈 集うアヘン窟 憧れが今じゃ何故か募る苦痛
触れてから分かる格の違い なあ 始める前に教えてくれれば……
無人のコースなら気楽でいいさ でもこんな気分は味わえないだろ?
このコンプレックスの掃き溜めから いつか 君を振り向かせてやる
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