サボテンに水 悲しかった夜が明けて朝になった しかし花は 咲かなかったカラカラの体から流れ出した 泪増した 針が刺した 愛は凪いだ 遠くへ 秋が吐いた 孤独浴びた 揺れた身体 虚空へ 日が沈み出ない数字一人打ちひしがれ いっそ全て投げ売って愛したい君だけ それか全部捨てて飛び込む道頓堀 通夜には一つ灯してよ鈍色のぼんぼり 同期の前で晒す羞恥 成れぬ多重人格 日がな俯いて雨粒は何をもたらす 誰の憧れにも神様にも一番にもなれなかった その成れの果てだ、まさしく「先に生まれた」だけ 案山子のほうがよっぽど集客に長けている 自分で考え行動できる人材にはなれなかった クソザコのメンタルが鳴らした不協和音 ガラス貼った文字列、肩書はプロだろ 救われない報われない数字が出ない今日乗り切って明日も辛い 劣等種に許されぬぜん動運動 コントローラー握る時は元気よく飛ぶ この身くたばる前に変えないとサイサキ いつだって躓いてばかりなのは始まり さぁ、いっそ終末へ誘う カウントダウンを開始してくれないか 咲くはずの花はどこへ やった水は零れ 誰かのお溢れじゃなく自らの意思で Plan Doって毎週が襲い来る 甘いシュガーの 味覚忘れ一瞬 未だ遠い立春 0寒空の真下 更に孤独増した 思考停止、誰か僕のすべてを肯定し いっそ甘やかしてくれないだろうかそんな 腑抜けたことばっか心吐き出した言葉は 口から漏れずほろ苦いラムレーズン 微か酔った振りしてフラフラと踏みしめる 明日が今日の繰り返しだとしたら楽しかった あの一瞬のループなんて都合は良すぎるね 時が経つのは早く、しかし嫌なことは いつまでも尾を引く彗星のようで …振り返った時にはいい人生 だったとポツリと呟ければな 救われない報われない数字が出ない今日乗り切って明日も辛い 劣等種に許されぬぜん動運動 コントローラー握る時は元気よく飛ぶ この身くたばる前に変えないとサイサキ いつだって躓いてばかりなのは始まり さぁ、いっそ終末へ誘う カウントダウンを開始してくれないか