降り注ぐ雨の様 私の胸は本日も雨模様 教養の行く末 悲しき末路 今何時か分からない 淀んだ目は虚ろ 安楽の地への光はすぐ後ろ 彼が何を思っていて 彼女は何を言っているのか 精一杯顔で声を聞くのさ 締め付けられる 咽と胸とみえ 等価地な善と悪の差 人間交差点 交わる私達 体と体(火と油) 熱く燃え上がり灰へ 心と心(水と油) 弾き合い遠くへ ハイ、コレで終わり 否 コレで終われない 私はあの暗い雲に追われない  その時までこの声を割れない 常識・普通を叩き込むこの狭い校内 発信された電波の通り 氷のような目をして動けば問題ない 白いウサギの群れに茶色いウサギは入れない 「違いは恐怖」 それが当校の校風 列からはみ出た私は浴びる強風 所詮豆腐のような打たれ強さじゃやっていけない 死にたくなければ其処を動くべからず またたくまにあなたはカラスの腹の中 皆自分のために案山子を置く そして絆の証を解く 漏れる吐息は猛毒 自分の世界に入りまるで盲目 遺族の財産の相続を争うよう醜く 浮かび上がる鋭い輪郭 正気と狂気の狭間にみる鬼の錯覚 徐々に薄れ痺れゆく感覚 全く感じることの無くなった痛み 嫉み・悩み・悔み 全てを有耶無耶に覆う闇 小さな窓から漏れる日差しを拒み その空間から抜け出すことを尻込み 人ごみの中いくら歩こうと深まる孤独 逝ってしまって始めて届く 浅く植えつけられた道徳が私を束縛  賭博ニハシリ自爆テロ 考える前に外へ出ろ