100BPMの鼓動 RAP : ゴオウイン 躍動する唯一の鼓動は脈を打つループビーツの音 鳴り響き続ける限り言葉にて阜サすることは至極当然の理 その為、書き溜める。 地道に厳しく吟味し苦心 駆使するちっぽけな右脳と左脳 才狽ェ無いことの確認作業 評価されるわけでもない月日を重ね、何年? 芽が出ない種 自らの力の無さを見ず、まだ水をやってる。 何年? 馬鹿みたいだね。 冴えないサラリーマン 不安は更に増す さっさと去っちまう貴重な休日 しがない詩人には非情な仕打ち 日の目を見ぬまま、また朝が来る。 安定した生活費の為には趣味の時間なんてものは贅沢品? 成果主義に滅多打ちにされてもなお、正確に躍動。 クドく、未だ"どくどく"は響いてる ビートの上なら要らない自制心 精神的ゲットーから成り上がる。 先進国日本の俺なりのHIPHOP 確と脳に刻め、文字に落とし込んだ男の生き様 とことん、洗練するほど言葉は心に突き刺さる切っ先になる 頭も時間も足りないなりに磨いたリリックは鋭利 筋金入り 鈍らと比べりゃ月と鼈 突き通すポン刀の様な切れ味の日本語 妥協せずに歌詞を削り、磨く 限られた小節に限りなく込める思い 押韻の重み 醒めない熱り 身勝手な望み 己に求める事は一つ 『吠え面かくようなフレーズは書くなよ』 魂が騒めくまでダーティハリーばりのパンチラインくれよ さぁ、Make my day 未だ"On the stone" 何年経っても尽きぬ創作意欲 血を吐くように鳴くホトドギス verseは感覚ごと研ぎ澄ます。 斬撃、見えやしない。 すぐに地べたに這い蹲ることに聴けば気が付く 切れ味抜群のライムに御用心 パンチライン保証人 "その名はゴオウイン"