ハトカネコ - チャンスプリーズ  Lyric, Vo. / ハトカネコ  Track / 421 "In the clear Air"[+2]  鐘の鳴る傍で咲き誇って居たい  「いつかこれも過ぎる」ってmy mindで  どうにか迷いに酔う苦労は消えて  健やかな生活だけを心掛けたい  そう今は望むが 目分量が多く  眼差しは黒ずんでいるのだろう 影へゆく人を岬の陽が染めたがる  柔らかな魂でさえ ゆっくりの時差に  ただ転がったり回ったり  僕が滲んだ写真にだけ当たり前が有る  環境が作るジャズのスウィングは 幼くもあるがオーパーツ  幻の脈拍の価値はすぐに  旋律と並ぶから チャンスプリーズ  ああ 嘘でいいから魔法にかかり続けたい  「いつかこれも過ぎる」ってmy mindで  それでも口をつぐんでいる  熱帯魚たちは空中へ  行く手を阻むレスを創造   春の雫を眺め 指先に触れるとゾッと  気付くともっと祈る様な金属の音  分かり合えない筈がまた  前うしろ変わるざっくばらんさ  大きなスタンス歩いてる  静かな日々に深くダブディレイ  生ぬるい氷は消え 油絵の輝きで  松果体石灰化 蝶が前でヒラヒラ  空が止まってる。最期の泡で  美味しく茶化すフリ── チャンスプリーズ  鐘の鳴る傍で咲き誇って居たい  「いつかこれも過ぎる」ってmy mindで  ああ 嘘でいいから魔法にかかり続けたい  「いつかこれも過ぎる」ってmy mindで  白い海辺に大粒の雨  イルカの群れがそれを連れ跳ね上がると  ついた嘘は膨らんで霧になってゆくから困る  独りきりの小動物は夕立の後で  浮かぶ小舟と水面の模様を視るだけ  2021.3.30